リリーフ投手は数字だけでは貢献度が分かりにくく印象で語られることが多く何かいい指標はないものかと思い
当サイトでは2008年よりリリーフ投手の成績をポイント化し集計することにしました

ホールド公式のホールドと違い最終守備イニングの3アウト目を取った投手も他のホールドの条件に当てはまる場合はホールドとします
セーブ公式のものと同じです
救援勝利リリーフで登板して勝利投手になった場合の勝利数です
救援敗戦リリーフで登板して敗戦投手になった場合の敗戦数です
勝利抹消・自リードから同点を許したときに同点のランナーを出塁させた投手に付きます
勝利抹消・他リード時同点のランナーが塁上にいるときに登板して同点を許したときマウンドにいた投手に付きます
棚ぼた勝利ビハインド時に登板し味方が逆転して勝利になったときにカウントされます
ただし、リード後も続投しアウトを取った場合は通常の救援勝利として扱います
盗人勝利同点、逆転を許し他の投手の勝ち星を消しながら勝利した数です
敗戦回避敗戦投手になる可能性があったものの打線の援護により敗戦が消えた数です
許勝越同点でランナーがいるときに登板し勝越しを許したときマウンドにいた投手に付きます
重複1回の登板でマイナス要素が2つ以上あったときにカウントされます
ただし例として8回に勝利抹消、9回に救援敗戦というように別のイニングでマイナス要素が2つあった場合は重複とカウントしません
0投球回数0/3。いわゆるお前何しに出てきた?の回数です。対戦打者数0、投球回数1/3などのときにはカウントしません
救援成功率同点や僅差リードのセーブ、ホールド機会での成功率です
式は(ホールド+セーブ+救援勝利-棚ぼた勝利-盗人勝利)/(ホールド+セーブ+救援勝利-棚ぼた勝利-盗人勝利+救援敗戦+勝利抹消・自+勝利抹消・他+許勝越+敗戦回避-重複)


セーブ機会セーブ機会
ブラウンセーブセーブ機会で同点、または逆転を許した回数です
セーブ成功率セーブ数/セーブ機会で求めます
1点差機会9回以降1点リード、0アウト、無走者のセーブ機会の数です
1点差S1点差機会でセーブを挙げた数です
2点差機会9回以降2点リード、0アウト、無走者のセーブ機会の数です
2点差S2点差機会でセーブを挙げた数です
3点差機会9回以降3点リード、0アウト、無走者のセーブ機会の数です
3点差S3点差機会でセーブを挙げた数です
その他機会1イニング以上や1イニング未満、あるいは走者がいる状況でのセーブ機会の数です
その他Sその他機会でセーブを挙げた数です


ブラウンセーブは最終回に同点にされたときにマウンドにいる投手、同点の走者を出した投手に適用されます

例を挙げると9回1点差で先発の後を受けたAという投手が四球でランナーを出して降板し
その次に登板したBという投手がランナーを本塁に還すと
A投手には勝利抹消・自、ブラウンセーブ、B投手には勝利抹消・他、ブラウンセーブが付きます

ブラウンセーブに関する補足ですが本来ならリリーフ投手がリードした状況で登板すると
実はかなりの状況がセーブ機会になるのですが(3イニング以上投げればセーブが付くため)
当ブログではクローザーにあたる投手、最終イニングを投げきった投手、
最終イニングで同点を許したときにマウンドにいた投手のみをセーブ機会として数えます

ホールドの最終守備イニングの3アウト目を取った投手も数える理由は実例を挙げると
2008年3月28日の中日-広島戦でこの試合は延長12回引き分けとなったのですが
延長12回から小林正人投手がヒットと1アウトを取り降板その後平井正史投手が2アウトを無失点で投げ終えたのですが
公式ルールですと小林投手にのみホールドが付き平井投手には付きません
ちなみに平井投手が1アウトを取っただけで他の投手に代わりその投手が無失点で切り抜けた場合平井投手にはホールドが付きます
貢献度としてはどう考えても2アウトを取った方が高いのですがホールドが付かないという矛盾があるので当サイトではホールドとして集計します
1試合で1人の投手が勝利抹消、敗戦回避が複数あった場合はその回数分集計します
先発投手が先制点を許した回数です先発投手が先制点を許して勝利投手になった回数です先発投手が先制点を許して敗戦投手になった回数です先発登板中先制点を許した率です先制点を許したうち敗戦投手になった率です
許先制
許先制勝利
許先制敗戦
許先制率
許先制敗戦率
QSQualityStartの略で先発投手が投球回数6回以上自責点3以下の登板の回数です
QS率先発登板のうちQSを達成した率です
QS勝利QSを達成して勝利投手になった回数です
QS敗戦QSを達成して敗戦投手になった回数です。ToughLoseとも呼ばれます
QS勝利率QSを達成して勝利投手になった率です
HQS先発投手が投球回数7回以上自責点2以下の登板の回数です
HQS率先発登板のうちHQSを達成した率です
HQS勝利HQSを達成して勝利投手になった回数です
HQS敗戦HQSを達成して敗戦投手になった回数です
HQS勝利率HQSを達成して勝利投手になった率です
勝利降板先発投手が勝利投手の権利を持ったまま降板した回数です
当サイトでは同点のランナーを背負ったまま降板して同点にされたときも回数に含みます
勝利消失勝利投手の権利を持ったまま降板して後続の投手により権利が消失した回数です
敗戦降板先発投手が敗戦投手の責任を持った状態で降板した回数です
敗戦回避敗戦責任状態で降板した先発投手が打線の援護で敗戦が消えた回数です
勝利消失率勝利投手の権利を持ったまま降板したとき権利が消えた率です
敗戦回避率敗戦責任状態で降板した先発投手が打線の援護で敗戦が消えた率です
打者対戦打者数です
打数打者のそれと同じです
被安打打たれたヒットの総数です
被本塁打打たれたホームランの総数です
被塁打打たれた塁打の総数です
与四球与えたフォアボールの総数です
与死球与えたデッドボールの総数です
奪三振奪った三振の総数です
奪三振率9イニングあたりの奪三振数です。式は奪三振/投球回数*9
与四死球率9イニングあたりの与四死球数です、敬遠も含みます。式は(与四球+与死球)/投球回数*9
K/BB1四死球あたりの奪三振数です。当サイトでは死球、敬遠も含みます。式は三振/(与四球+与死球)
被本塁打率9イニングあたりの被本塁打数です。式は被本塁打/投球回数*9
K/PA三振を取る割合です。式は三振/対戦打者数
BB/PA四死球を出す割合です。当サイトでは死球、敬遠も含みます。式は(与四球+与死球)/対戦打者数
HR/PA本塁打を打たれる割合です。式は(被本塁打)/対戦打者数
被打率打率の投手版です。式は被安打/打数
被出塁率出塁率の投手版です。式は(被安打+与四球+与死球)/(打数+被安打+与四球+与死球+被犠飛)
被長打率長打率の投手版です。式は被塁打/打数
被OPSOPSの投手版です。式は被出塁率+被長打率
WHIP1イニングにどれだけの出塁を許したかを表します。当サイトでは死球も含めます。式は(被安打+与四死球)/投球回数
被IsoDIsoDの投手版です。式は被出塁率-被打率
被IsoPIsoPの投手版です。式は被長打率-被打率
被BABIP本塁打を除くバットに当たった打球がヒットになった割合を示します。式は(被安打-被本塁打)/(打数+被犠打+被犠飛-被本塁打-奪三振)
Hldr自ら出した走者が本塁に帰らなかった割合、走者を残してマウンドを降りた場合後続の投手にも左右されます。
式は1-((自責点-本塁打)/(安打+四球+死球-本塁打))
球数投球数です
P/GS1試合あたりの平均投球数です
P/IP99イニングあたりの平均投球数です
P/PA打者1人あたりの平均投球数です


尚、このデータは個人で集計をしているので誤りがある可能性があります
その事を了承していただくのと同時に誤りを発見した場合はメールか掲示板twitterなどで連絡をいただけるとありがたいです
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